はたらく初老女子、今日も何かを始めたい

ナースの仕事と仕事と仕事とたまに家事・・忙しいけどやりたいことがたくさんあるおばさんの、何かを始めました日記

良い子のままでは生きにくい。子供と暮らす重大さを考えた。

こんばんは、こさりです。知り合いにいくつかの重大な出来事がありました。子供をどうやって大人にしたらいいのか、考えるきっかけになりました。

重い出来事なのでここに書くことはできませんが、どうしてこんなことになってしまったんだろう、と思い、私の中で出た結論は、子供を育ててはいけない、ということです。子供を持つなという意味ではありませんよ。

 

小さい頃は危険がないように周囲に気を配り、ごはんを食べさせて命を守ります。小さくても興味のあること、やりたいこと、嫌な事ははっきりしているので、それに合わせて遊んであげたりお世話をします。大事なのは、見守り、必要な時に手助けする、ということではないかと思います。

 

子供を見守る隙も無く親の言うことを聞かせて服従させ、必要でない時も手助けと称して操作する、そんな親と共に暮らした男の子は大人になって結婚という大きなイベントが壁となり、壁を超える術を見つけられず、家庭を持った友人たちのようには生きていくことができなくなりました。

今までは親の言う通りにしていれば良かった。それで全てがうまくいっていた。親にとってはいい子です。はたから見ても優しくて良い人でした。でも、親の言う通りにしているだけでは生きにくいことに親も子も気付くことができませんでした。30才前後になって初めて体験した「親の言う通りにしてもうまくいかない」結婚という大イベントで、男の子は壊れました。本人はもちろん、妻になる人、妻になった人にとっても身が壊れるような衝撃と苦痛があったと思います。

 

子供は、育ちたいように育つ気がします。

危険がないように見守り、何をしたいのかを観察し、成長のお手伝いをし、助けが必要な時を見逃さず全力で助ける。親はそれしかできないように思います。

娘をこんな人にしたいという明確なビジョンがなく、観察とお手伝いしかできなかった私の言い訳も多分にあるとは思いますが。

「子育て」より、「子育つ」

娘を私の価値観で操作しないよう心がけ、娘には自由な発想をもって生きてほしいと思っています。